アイコン
三 国 志

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人物名鑑 11

ここではアイコン三国志の登場人物を紹介しています。



父・馬騰の後を継ぎ関中十部の統領となった。しかし性格はまるで成長していない。

筆者曰く――

こちらのアイコンは青年バージョンとして採用。
しかし妻や馬岱とのやりとりを見ればわかるとおり中身はまるで(ry
従来の雄々しい「錦馬超」のイメージを覆した、史実に近い残念な勇将としての馬超を描くのは楽しい。
馬超
(ばちょう)



魏の謀臣。曹操には古くから仕え、「婁圭の智謀には私もかなわない」とまで言わしめた。
しかし野心にあふれていたため常に警戒され、不用意な一言から謀反を疑われ処刑された。

筆者曰く――

王朗が荀彧の補佐として都に残されたため、代役のイマイチ軍師として登場願った。
老臣で年長者でもあることから傲慢に振舞うが、そのイマイチな才能とあいまって多方面から反感を買っている。
演義では夢梅(むばい)という名で現れ、氷の城を築くことを助言しており、それを本作でも採用した。
史実でのこの戦は真夏に行われたのでまったくの虚構なのだが、婁圭を出すからには氷の城は欠かせないとの判断で、あえて季節は冬に設定している。
婁圭
(ろうけい)



魏の臣。関中方面で長年にわたり馬超らと戦い、その性情を熟知していた。
後に馬超の奇襲により降伏を余儀なくされたが、王異らと図り反乱を起こし、見事に馬超を追い返した。

筆者曰く――

アイコンから長年の馬超との戦いで負傷し、馬にも乗れず、杖を使わねばならなくなった、と設定した。無論、杖の中には刀が仕込んである。
改めて読み直したら初登場時の口調が今とぜんぜん違ったので修正する予定。
楊阜
(ようふ)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。
創作では馬超と同じ姓からか、関中十部の中で比較的いい役を振られがちである。

筆者曰く――

馬騰を兄ィと慕う、頼れる叔父貴ポジションにした。賈詡の策に全力で引っかかったけど。
馬超と話す役は関中十部の(まともに会話のできるキャラなら)誰でも良かったのだが、やはり同姓で「親族の馬騰に世話になったから息子を助ける」という設定を付けやすい馬玩は適任であった。
きっと満身創痍になりながら曹操に肉薄するも許褚によって討たれたのだろう。
馬玩
(ばがん)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。

筆者曰く――

典型的なモブだがなんとなく二刀流の使い手っぽい。
きっと弓の得意な夏侯淵に接近戦を挑むも、奥の手であるゼロ距離射撃で討たれたのだろう。
程銀
(ていぎん)



魏の臣。都で曹操の留守を狙い大規模な反乱を起こしかけたが、事前に察知され未遂に終わった。
その乱には多くの名家の子弟が関わっており、無数の家が取り潰されるなど、魏の中枢を揺るがせた。

筆者曰く――

鍾繇の推薦で登場するのは史実通り。荀彧の死と絡ませたのはオリジナル設定。
遠大な計画を抱いた野心家であり、卓越した扇動と人心掌握の術で謀叛の火種を束ね上げ、都を焼き尽くす業火へと育て――かけたところで、その野望は果てることとなるが、それは後のお話。
彼の危険さを見抜いていたのは荀彧だけであり、荀彧亡き後に誰がいかにして魏諷の野望を阻止したのか……はさほど深く描くつもりはないのであしからず。
魏諷の活躍は、荀彧が生きている間がピークである。
魏諷
(ぎふう)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ降伏した。

筆者曰く――

関中十部でも屈指の地味キャラ。わりと服装は派手なのに。
いたかいないか覚えてないけどなぜか生き残る役を振ってみた。
降伏よりも死を選びそうな武人の顔をしているのに、というギャップくらいしかキャラ付けはない。
侯選
(こうせん)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ降伏した。

筆者曰く――

語尾だけでキャラ付けされた典型的なモブ。
語尾からしてあっさり殺されそうで実は死なない役を振ってみた。
楊秋
(ようしゅう)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。

筆者曰く――

絵師が「ワンピースにいそう」と言うとおり、なんらかの悪魔の実を食べていて、なんらかの能力を操る。
きっと朱霊によっていつの間にか凍った河の上に誘い込まれ、水の中に落とされて溺死したのだろう。
梁興
(りょうこう)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。

筆者曰く――

アイコンもキャラも名前だけに頼って作られた多くのモブの一人。
張郃と正義対決をさせた時点でもう満足。戦死した場面は省略されているが、きっと張郃のゴッドハンドスマッシュで成敗されたのだろう。
成宜
(せいぎ)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。

筆者曰く――

一瞬だけ山のフドウのようなキャラ付けをしようかと考えたが、五車星とは人数が合わないので見送られた。
個性も何もないモブの一人であるが、パワータイプなのできっと肉弾戦の末に曹仁に討たれたのだろう。
李堪
(りかん)



関中十部の一人。曹操軍に敗れ戦死した。

筆者曰く――

語尾や口調で安易にキャラ付けされるモブの一人。
エコーのかかったような声と感情のない目で相手を操る、瞳術の使い手だという裏設定がある。
きっと目を閉じた徐晃によって心眼で斬られたのだろう。
張横
(ちょうおう)



曹操の側近。職権を悪用して牛を盗んだが、曹操と同郷であり「手癖は悪いが優秀な番犬だ」と信頼を受け目こぼしされていた。
馬超との戦いのさなか、曹操が危地に陥ると丁斐は牛馬を解き放ち戦場に突入させ、混乱を起こした隙に曹操は逃げおおせることができた。

筆者曰く――

牛馬を解放したのは、たしかに機転は利くが「どうせ自分の牛じゃないし」くらいの勢いだったのだろう。
逸話を組み合わせ、そのどさくさにまぎれて牛を盗んだことにしてみた。
ここで出番は終了の見込みだが面白いキャラである。
丁斐
(ていひ)



曹操の三男。虎と戦えると言われたほど勇猛で、指揮能力も高く、羌族も彼を恐れて降伏した。
父に学問を勧められるが「俺は学者になるつもりはない」と断った話からもわかる通り脳筋だが、父には「黄鬚」の愛称で呼ばれかわいがられた。
しかし曹丕が帝位につくと間もなく病で没した。父の葬儀の際には後継者をうかがう素振りを見せており、警戒した曹丕によって暗殺されたともささやかれる。

筆者曰く――

顔のパーツは基本的に曹操だが、金髪といいとても曹丕の全弟とは思えない。
武器は使わず(鋼鉄のイスは曹操の目を盗んでたまに使う)、スープレックスやサブミッションで次々と敵を屠り、合間には観客(部下)へのアピールも欠かさないレスラー仕様。
本作では呂布や孫策とも互角に戦える強キャラなのだが、残念ながら直接対決の機会はない。
曹彰
(そうしょう)



魏の官吏。法を破る者はどんな高位にあろうと厳罰に処したため曹操に信頼され、私闘の罪で服役しているさなかに県令に抜擢されるほどであった。

筆者曰く――

丁斐といい彼といい、人を見るに能力だけを見た曹操麾下らしい人材である。
晩年の不遇ぶりといい、一つ間違えば大久保彦左衛門のようなポジションにあってもおかしくないが、なかなか創作でさえその活躍が描かれない惜しい人物である。
チョイ役とはいえ本作に登場させられてうれしい限りである。
楊沛
(ようはい)



韓遂の参謀。弓の名手で、韓遂が敗死すると曹操に仕えた。

筆者曰く――

ファイアーエムブレムで中盤に仲間になり、作中の重要人物でもあり最初から上級職のスナイパーだが、そのぶん成長が見込めないため、銀の弓だけはぎ取られベンチ送りにされるポジション。要するにジョルジュ。
韓遂の側にあってこその人物であり、以降はあまり登場しないだろう。
成公英
(せいこうえい)



馬超の妻。益州に遠征した馬超がそのまま劉備に降ると漢中に残された。
曹操が漢中を落とすと、張魯の重臣だった閻圃の妻にされた。

筆者曰く――

本作では董白の後の姿とした。史実では董卓の死後、董白は姿を消すのだが、間もなく長安には馬超らが攻め込んでおり、接点があったとしても不思議ではない。
また(本作では)きわめて単細胞の馬超が執拗に曹操に挑んだ理由付けとして、裏に曹操を憎む黒幕がいたと考えた時、馬超の妻が董姓だったことに気づき、曹操によって都を追われた董白の後身だと本作オリジナルの設定をした。これは星の数ほどある創作三国志でもたぶん初の試みであろう。
無邪気な子供だった董白だが、曹操への復讐だけを考えて育ったため、関中でも屈指の切れ者の軍師的ポジションとなった。
彼女の才知は韓遂らにも一目置かれ、(本作では)脳筋の馬超も美貌と知能にぞっこん惚れ込み、董白が関中十部を掌握しているといって過言ではない。
史実では漢中に置き去りにされ、上祐の妻にされた彼女の将来はいかに?
董夫人
(とうふじん)



曹丕の腹心として信頼され、曹丕、さらに跡を継いだ曹叡が早くに亡くなると絶大な地位を築いた。
やがて曹爽の一派が専横をきわめると痴呆を装って身を引き、油断を誘うと隙をついて挙兵し、一気に権力を手中にした。
うちに秘めていた野心をあらわにした司馬懿の一族は魏を実質的に乗っ取り、やがて晋の建国へとつながった。

筆者曰く――

諸葛亮をあんなキャラにしたため、ライバルとなる司馬懿のキャラ設定は迷った。
魔王に対抗する存在ならば、正義感あふれる勇者が適任だろうが、正史の記述を見る限り司馬懿には全くそぐわなく、むしろ遼東の若者や曹爽一派を根絶やしにした彼のほうが魔王に見えるくらいである。
命がけで曹操への仕官を断ったり、「反乱を起こされたら遠くて面倒」という理由で数万人の若者を殺すほどだから、面倒くさがりなのは確実だが、あいにく関羽とキャラがかぶってしまう。
そこでひねり出したのが「超ネガティブ思考」という人物像である。物事を悪い方に悪い方にとらえた挙句に、極端な方向に突っ走ってしまう、そんなキャラを描いていきたい。
なお関中の戦いで馬超の(というか董白の)軍師として登場するのはオリジナル設定であり、関中十部を一度に出しちゃえ→十面埋伏の計を使っちゃえ→関中にそんな策士はいない→この頃に登場する司馬懿にしちゃえ、という安易な考えである。
司馬懿
(しばい)



鮮卑の長。流民から中央の知識を取り入れ、鮮卑を治めた。
魏、蜀の間を巧みに渡り歩き勢力を強めたが、最期は魏によって暗殺された。

筆者曰く――

石像のように三百六十四日この姿勢を保ち、年に一度だけ結跏趺坐を解き託宣を下す。
鮮卑族にとっては神にも等しい存在であり、崇敬の念を一身に集めている。
もし危害を加えようとしても強固な結界により武器は弾かれてしまうが、軻比能を信奉する心を一切持たない異郷の者ならば、容易に暗殺しうる可能性はあるだろう。
軻比能
(かひのう)



演義に登場する羌族の王。魏に味方して戦車部隊を差し向けたが、諸葛亮に敗れた。

筆者曰く――

ハートマン軍曹。完全に出落ちのキャラである。
本来は諸葛亮の北伐で初登場するはずだが、関中の戦いから登場する軻比能がとても人語を解しそうにないキャラなので、代わりにしゃべってもらった。
出落ちにもかかわらず北伐の際にも図々しく登場する予定。
徹里吉
(てつりきつ)



魏の臣。曹操に長く仕え、信頼された。
都の警護を任された折に吉平らの反乱が起こり、負傷しながらも鎮圧したが、傷がもとで亡くなった。

筆者曰く――

本作ではただのお留守番だが、荀彧らの様子を描く都パートで毎回のように顔を出す、おいしい役になった。
無能でも有能でもない、なんでもできるしなんにもできない、凡庸な家臣である。
王必
(おうひつ)



馬騰の子。馬超が反乱を起こすと、父とともに報復として処刑された。

筆者曰く――

セリフを書いてから馬休が意外とクールな外見をしていることに気づき、口調を少し差し替えたという裏話くらいしか、特に語ることはない。
なお彼ら馬騰の子が父を「父ちゃん」と呼ぶのは、馬騰が星一徹な外見をしているからである。
馬休
(ばきゅう)
馬鉄
(ばてつ)



益州の刺史。曹操に対抗するため劉備を招くが、益州を乗っ取られた。
その後は荊州に左遷され、歴史の表舞台から消える。
暗愚な君主ではなく、無難に益州を治めていたという。

筆者曰く――

おでんくん。しかし筆者はおでんくんを知らないため、普通のチビッコキャラになった。
人を疑うことを知らない、というか世間知らずのお子ちゃまなので、法正らにやすやすと騙され、劉備に益州を乗っ取られる。
彼自身は無害な存在で、家臣次第でどうとでもなる、単なる傀儡に過ぎない。
劉璋
(りゅうしょう)



劉璋、のちに劉備に仕える。張松らとともに劉備の益州乗っ取りに尽力した。
その功績から高位につくと、地位を利用して小さな昔の恨みにいちいち報復したが、黙認された。
内では法の制定に関わり、外では軍師を任され、定軍山の戦いで夏侯淵を討ち取り漢中奪取の原動力となるものの、戦のさなかに急死した。
彼と龐統が建国の前後に亡くなったことで、蜀は軍事の中枢を失い、中華統一の道は閉ざされたと言えよう。

筆者曰く――

怪作「反三国志」では諸葛亮、龐統、徐庶が蜀の三軍師とされたが、法正を加え四軍師(もしくは徐庶の代わりに三軍師)とするのが正しかったろうと思うように、筆者は法正をひいきにしている。彼の魅力はその人間臭い、というにはあまりの生臭さにある。
余所者のため冷遇されており、出世の手段として劉備を招き入れる野心。地位を得ると冷遇されていた頃の恨みをいちいち晴らす粘着ぶり。定軍山の戦いでの夏侯淵一人を狙い撃ちにしたような狡猾な策。そして志半ばでの急死と、法正はどこまでも人間臭く、そして生臭い。だがそれがいい。
なお彼が土佐弁もどきを用いるのは、キャラ付けの一環なのはもちろんとして、益州政権において余所者であることを表している。
法正
(ほうせい)



劉璋の臣。劉璋は曹操の侵攻を恐れ、再三使者を送り帰順の意思を示したが、張松が使者となった時、曹操は荊州を治めたばかりで気が大きく、冷淡な扱いをした。
それを恨んだ張松は劉備に益州を乗っ取らせることを考えた。しかし益州に入った劉備は作戦の一環として退却をしようとし、それを怪しんだ張松が手紙で真意を尋ねようとしたところ、兄に見つかり内通が露見して処刑された。

筆者曰く――

彼の動きはほぼ史実に準じたが、本作の曹操だと張松に冷淡な扱いをしないため、曹操に会ったくだりは無くした。
彼が劉備と内通したのは、益州での人望がなかったため、きたる劉備政権での重用を目論んだからである。
張松
(ちょうしょう)



劉璋の臣。劉備を迎え入れることに反対したが受け入れられず、逆さ吊りになり命がけで抗議した。
しかし聞く耳を持たれず、自害した。演義では逆さ吊りのまま縄を切って墜落死しているが、史実では縄をほどいた後にその場で首をかき切っている。
たしかに横光マンガではとても墜落死できそうな高さではなかった。

筆者曰く――

初登場シーンははじめは王累ではなく李恢が登場していたのだが、筆者の記憶違いで、李恢は劉備の蜀入りに反対するどころか協力していたので、王累に差し替えた。
まあ逆さ吊り以外に語るべきことのない人物である。
王累
(おうるい)



蜀の臣。荊州の名士で兄弟5人全てが優秀とされたが、その中でも馬良が抜きん出ており、彼の眉に白髪が混じっていたことから「白眉」と称された。
劉備のもとでも重用されたが、夷陵の戦いで若くして戦死した。

筆者曰く――

諸葛亮の知人。当初から変人の噂だけ立っていたものの、いざ登場するまでキャラ設定はできていなかった。
ものぐさな関羽の補佐ならば糞真面目キャラかと考えたが、それもまた趙雲とかぶってしまう。
ならばいっそのこと関羽とキャラをかぶらせようと思い、第二のものぐさ男とした。
演義でも正史でも意外と登場シーンの少ない馬良だが、関羽とはまた違った方向性のものぐさぶりを発揮させたい。
馬良
(ばりょう)



劉璋の将。漢中に対する前線を守るとともに劉備を監視していたが、反乱した劉備によりそろって暗殺された。

筆者曰く――

前線守備と劉備の監視という重要な役目を受け、義の人のはずの劉備になりふり構わず暗殺されるほどなのだから、相当の実力者と思われる。
だが創作ではどうしたってチョイ役程度の扱いにしかできない、不幸な二人である。
楊懐
(ようかい)
高沛
(こうはい)



曹操の四男。卓越した文学的才能を父に愛されたため側近が後継者争いを繰り広げたが、結局嫡子の曹丕が跡を継いだ。
側近は理由をつけて粛清され、曹植も謀叛を疑われて僻地へと飛ばされ、不遇のまま没した。
しかし詩の世界においては以後、数百年にわたり曹植の名は燦然と輝き「詩聖」の異名を受けるほどだった。

筆者曰く――

酒を愛し詩をよくし戦働きも望む――彼もまた曹操の子である。
過去の創作では温室育ちのお坊ちゃま扱いされがちだったが、正史の曹植を描けば蒼天航路のような破天荒な人物となるのは当然。
なんせ温室育ちどころか詩作のかたわら「文学で名を成すよりも男子たるもの戦功を立てるべき」と公言しているほどで、たびたび従軍も経験している。
それほどの人物であるからこそ、曹丕も側近を暗殺しているのである。
曹植
(そうしょく)